サンタクロースっているんでしょうか?

          

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毛ばたきになった黒豆のシッポ

興奮して駆け回るときも、見事に毛羽立つ

これは、私にすりすりして、のどをゴロゴロさせているときのシッポ

興奮しても、気持ちよくても、毛羽立つんだね

ほかの猫ちゃんたちは、興奮したときだけなんだけど

 

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テレビの上は、黒豆だけの特等席!

こんな薄型テレビに飛び乗るなんて、他にできる猫いるかな?

 

 先週の『いのちフォーラム』。そこで、素敵な詩を知ったけど、もうひとつ素敵な文章も知りました。以前一部分だけ読んだ記憶はあるけど、全文を読んだことがなかった。ちゃんと自分で読んでみたくて買いました。

 今日から、11月。ハロウインは終わったけど、少し気の早いクリスマス気分です。1897年アメリカのバージニアという少女が新聞社に送った手紙に記者が社説として、答えたものです。『バージニア、おこたえします。サンタクロースなんていないんだという、あなたのお友だちは、まちがっています。』という書き出しで始まる文章は、少女の質問に真摯に答えています。その中で、特に引かれたところです。

 

 この世界でいちばんたしかなこと、それは、子どもの目にも大人の目にも、みえないものなのですから。

 この世の中にあるみえないもの、みることができないものが、人のあたまのなかでつくりだし、そうぞうしたものだなどということは、けっしてないのです。

 目にみえない世界をおおいかくしているまくは、どんな力のつよい人にも、いいえ、世界じゅうの力もちがよってたかっても、ひきさくことはできません。

 ただ、信頼と想像力と詩と愛とロマンスだけが、そのカーテンをいっときひきのけて、まくのむこうの、たとえようもなくうつくしく、かがやかしいものを、みせてくれるのです。

 そのようにうつくしく、かがやかしいもの、それは、人間のつくったでたらめでしょうか? 

 いいえ、バージニア、それほどたしかな、それほどかわらないものは、この世には、ほかにないのですよ。

 

 100年以上前のアメリカで、このようなやりとりが新聞紙上であり、今もクリスマスの季節になると、とりあげられているそうです。本当にたいせつなものは、変わらないのだということですね。人を思う気持ちも目に見えないけど、確かにある!そして、どんなことにも真剣に応えたから、このように後世まで読み継がれる文章が書けたのでしょう・・・

 

 カンボジアでがんばっている皆さん、私の気持ちは見えないけど、エールを送ります。

 

オークン (ありがとう)

 オークン・チュラン (本当にありがとう)

オークン・チュラン・ナッ (本当に本当にありがとう)