夢ホーム
一番好きなのは、スイッチが入ってない食器洗い機
脇の壁は、貞治がかじったり、爪とぎして、ボロボロ・・・
アップで撮ろうとしたら、「やめろよ!」と、カメラに手が・・・
せっかく気持ちよくまどろんでたのに、ごめんね
『21世紀のカンボジアを支援する会』では、夢ホームという児童養護施設を運営しています
日本でもそうだけど、必ずしも孤児が入所しているわけではない
さまざまな事情で家庭を暮らせない子ども、母子あるいは父子家庭の子どもたちもいます
お正月とお盆の年2回、帰る家がある子どもは、帰省します
カンボジアの仏教行事は陰暦を採用しているから、毎年変わるらしい
今年のお正月は4月14~16日
一大イベントで、家をきれいに掃除し、ごちそうを食べるところは、日本と同じ
お盆は、プチュン・バンと言われ、10月3日~5日
帰省すると、毎回必ず、ホームに戻って来ない子どもがいるとか
電気も、水道もない厳しい生活
ホームでは、便利な生活と学校へ行くことが保障されている
それでも、家での困難な生活を選ぶのは、なぜ?
親が、労働力として子どもを使っているのか?
困難でも、生まれた場所、家族がいいのか?
事情はそれぞれなのでしょう
でも、学ぶ意欲があるのに環境が伴わない子どもがいる限り、ホームは必要!
里子に将来の夢を聞くと、判で押したように医者か教師
それ以外の職業のイメージがない・・・
カンボジアでも、プノンペンあたりでは高層ビルが建ち、貧富の格差も大きくなっている
日本でも、望んだものになるためには、努力が必要
努力する基盤さえない子どもたちのために、せめて最低限の学ぶ機会あればと思う
チュラン(たくさん)→テイッ(少し)