青空、見れました(^^)
久しぶりの青空とお日様
梅雨空の飽き飽きしていた、わが家の猫たち
出窓に、3匹集合!
視線の先は、バラバラ
思い思いに、日光浴
昨日は、秋田市で山形・秋田プランの会でした。25回目の昨日は、中米ハイチのウォッシュプロジェクトに携わっている職員の方から現状をうかがいました。
ハイチは2010年の大地震、その後流行したコレラによって多くの犠牲者が出た国です。カリブ海に浮かぶひとつの島に、2:1の面積比率でドミニカ共和国とハイチがあります。1日2ドル以下の貧困ライン以下で暮らす人が国民の76%にのぼり、非識字率が57%、5才未満の死亡率が88人(1000人あたり)という、厳しい現状がありました。
プラン・ハイチのウォッシュプロジェクト(水と衛生のプロジェクト)は、衛生委員会を作って、衛生の重要性を周知したり、トイレを作ったり、雨水利用の手洗い場を作るなどの活動をしていますが、手洗いの必要性や野外排せつの問題点など基本的なことを伝えることから始まります。疫病にり患すると、呪いのせいにしてしまうような環境の中、なぜトイレが必要なのか?なぜ、手を洗わなければならないのか? こんな当たり前のことを伝えるために、地道な活動をしていました。
押しつけではなく、地域の人たちが自発的に考えて行動できるように進めていくことは、とても難しいことだと感じました。せっかく作ったトイレも、下水設備がないので数年たつと満杯になり、移設するのだとか。一握りの富裕層と、大多数の貧困層。盗難や誘拐の多発など、ハイチの現状を知れば知るほど、暗たんたる気持ちでしたが、どこかに希望があるはず。
会には英語が堪能な学生さんたちも参加してくれて、チャイルドへの手紙を英訳してもらいました。自分が交流しているチャイルドに、こまめに手紙を出したり、ギフトを送ったりしていく。本当にささやかだけど、続けていくことが大切だと感じた一日でした。