命の花プロジェクト

 

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        爪とぎ台で休む、黒豆姉さん

        爪とぎ台は、枕?

        他2名は、基本的に爪とぎ台で爪をとぐ

        黒豆は、ソファ、座椅子で爪をとぐ

        素材が嫌なのかと、段ボール以外に、麻やカーペット地も買ってみた

        全部、ダメ・・・

        ボロボロになったものを隠すため、居間のいろんなものに布がかけられてる

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             ときどき、こんなふうにボロが出てたりする

             黒豆が爪とぎ台で、爪とぎをしない限り新調できない・・・

 

  昨日の朝のニュースで、青森県立三本木農業高校の生徒さんたちが行っている『命の花』プロジェクトの活動が紹介されていました。処分された犬や猫の遺灰を土に混ぜ、それで育てた鉢花を市民に配っていました。誰もが目をそむけたくなる酷い現実を直視し、どうしたら処分0にできるのか、彼らなりに考えた結果でした。

 私の通勤路に動物管理センターがある。隣市であり、通い始めたときはどんな施設なのかわからなかった。同僚に聞き、その施設が何かを知ってから、「人間の都合で、こんな仕打ちをしてごめんなさい。どうぞ今度生まれてくるときは、幸せな生を全うしてください。」と祈って通過する。

 三本木農業高校がある十和田市には、北里大学獣医学部があり、『しっぽの会』というサークルがあります。『犬部!』という題で本にもなってますが、捨て犬捨て猫を拾って保護し、新しい飼い主さんが見つかるまで大切に育てます。そして、飼い主さんを探すためにショッピングセンターで譲渡会を開くのです。先日は、この活動も紹介されていました。獣医学部の近くには、ペット可のアパートがいくつかあって、学生さんが散歩させてます。さすが、獣医学部!

 我が家の黒豆、貞治、ななも、正真正銘の野良、捨て猫。貞治は箱に入れられて、田んぼに捨てられてました。どの命もかけがえのないものです。『処分』という言葉も、人間の勝手以外の何物でもない。

 勇気ある若い人たちの行動が行政を、そして人の心を動かし、悲しい最期を迎える動物がなくなるようにと、願わずにはいられません。

 

ウニョム・ヴォンヴィエン・プラウ (迷子です)